第20回 馬絹町内会「歩け歩け大会」開催 ~史跡橘樹官衙遺跡群を訪ねて~

10月27日(土)に馬絹町内会主催の第20回馬絹町内会「歩け歩け大会」がおこなわれ、会員約40名が参加されました。今年は、川崎市制100周年記念事業として古代飛鳥時代の倉庫(橘樹郡家正倉)を復元整備した「橘樹歴史公園」を訪れました。

少し肌寒い曇り空のもと、馬絹第2公園で出発前の挨拶と参加者全員で準備体操をおこないました。

馬絹第2公園→西福寺→梶ヶ谷第3公園(西福寺古墳)→影向寺道→影向寺→橘樹歴史公園(ゴール)→野川神社→上野川→山下→金山→馬絹第2公園

馬絹第2公園を9時に出発し、梶ヶ谷第3公園(西福寺古墳)で休憩をとりながら、閑静な住宅街の小道をとおり第3京浜をまたいで、橘樹官衙遺跡群の一部である影向寺に到着。

しばらく休憩し、そこから約3百メートル先の「橘樹歴史公園」に到着しました。

橘樹官衙(たちばなかんが)遺跡群は、千年伊勢山台遺跡と影向寺遺跡から構成される古代武蔵国橘樹郡の役所跡であり、この「橘樹」は、現在の川崎市域に奈良時代に設置された橘樹郡の名前からきています。まさに、川崎最古の地名、川崎市の原点ともいえる場所だそうです。

5月に復元された倉庫は、内部は見学できませんでしたが、ここ橘樹歴史公園で、悠久の歴史に思いを馳せるとともに、この地に受け継がれてきた飛鳥時代の日常生活の一端を肌で感じることができました。

復路は、野川神社で休憩をとり、出発した馬絹第2公園に向かいました。

参加された皆さん、町内会役員および交通安全指導をしていただいた町内会交通部の皆さんお疲れ様でした。