目代(もくだい)の由来とこれからの馬絹の町の姿について

馬絹町内会副会長(三ツ又地区)の目代鉄男(もくだいてつお)です。

日頃より、町内会活動にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。このたび、馬絹町内会ホームページへの投稿の機会を得ましたので、ひとことご挨拶申し上げます。

皆様は、私の苗字“目代(もくだい)”を初めて聞かれ、さぞ変わった苗字だなぁと感じられたことと思います。

目代(もくだい)とは、日本の平安時代中期から鎌倉期に、遙任国司が現地に私的な代官派遣した家人などの代理人のことであり、眼代(がんだい)とも言われたようです。 転じて本来なら役職上、現地に下向して執務しなければならない人物の代理として派遣された代官などの役人の事を指すとのことだそうです。私の先祖をたどれば、おそらくこの馬絹の地において、より住みよいまちづくりに尽力していたのではないかと思われます。町内会副会長として、これからも先祖代々の遺志を継ぎ、馬絹をより住みよいところへと発展させるべく、活動していきたいと考えています。

さて、宮前区は、近年人口が増加しています。少子高齢化へ向かうとともに宮前区は将来も子どもが多く住むまちと期待されています。一方、65歳以上人口が約18,000人(平成12年)から約45,000人(平成32年)に急増するなど高齢化への進行も予測されています。こうした将来予測から、世帯の姿も少しづつ変化していき、子どもをきっかけとしたコミュニケーションが今以上に成立しにくくなっていくのではないかと危惧しております。区や町の情報入手も、家族・近所の人からの入手より、インターネットなどITを使った情報入手が増え、地域におけるコミュニケーションの機会も少しづつ減少しているのではないでしょうか。

馬絹町内会としては、地域のコミュニケーションをより活発に推進するイベントを今後とも積極的に企画し、楽しい町づくりを進めていきたいと考えております。

7〜8月は、町内会盆踊り、社会を明るくするミニ集会、巡回映画上映などイベントがたくさんあります。皆さんと仲良くこれからも末永くお付き合いできますようにお願い申し上げます。

三ツ又地区副会長
目代鉄男