泉福寺

境内の樹齢800年を誇るイチョウの大木が、辺りを圧倒する迫力で迎えてくれます。

天台宗泉福寺

天台宗の寺院。”泉福寺薬師会図”と”泉福寺境内相撲図”の二面の板面着色絵馬が秘蔵されています。この二面とも川崎市重要歴史記念物に指定されています。

泉福寺薬師会図は墨書銘によって江戸時代末の嘉永7年(1854)製作と判明、泉福寺境内の大銀杏と薬師如来像のほか多くの参拝者で賑わっている様子が、二面の泉福寺境内相撲図は江戸時代末の安政4年(1857)製作で、泉福寺境内で行われた奉納相撲が描かれています。

絵馬に描かれている大銀杏(樹齢800年超)は現在も残っています。三佛堂内には、正面中央に薬師如来、左に聖観世音菩薩、右に千手観世音菩薩が鎮座しておられ、聖観世音菩薩は稲毛観音霊場の第26番札所、千手観世音菩薩は第25番札所となっています。

馬絹1719番地
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